夏のボーナス時期を前に、銀行が定期預金の金利を競っている。「国内最高水準」を掲げ、半年物で年1.00%まで引き上げたところもある。インターネット銀行は実店舗を持たない身軽さを強みに顧客の囲い込みを狙う。
SBI新生銀行は13日から、ネット限定の「パワーダイレクト円定期預金」の金利を、満期が半年~5年の4期間で引き上げた。1口30万円以上で、半年物は年0.83%(税引き前、以下同)から年1.00%に上げ、前身の新生銀行が2000年に発足して以来、最も高い。期間限定ではなく、通常の金利として継続するという。
ネット銀行も攻勢、比較すると…
ネット銀も攻勢をかける。楽…